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最新鋭の医療設備を備え、現代医療のニーズをキャッチ

TVレントゲン室(造影検査・電子内視鏡検査

胃・大腸検診をはじめさまざまな造影検査をします。
経験豊かな医師による、内視鏡的ポリープ切除術なども行います。

東芝製透視装置   2000本系デジタル装置
透視装置


上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
当院に導入した『経鼻内視鏡』は、直径5.9mm、従来のおよそ半分の細さの「極細経スコープ」で、鼻から内視鏡を入れて検査をします。 鼻に適したしなやかさで無理なく、スムーズに挿入でき、のど奥の反射が強いところ(舌根:舌の根元)を圧迫しないため、咽頭反射が起こりません。 このため、今までの内視鏡検査と比べて苦痛が非常に少ないことが特徴です。患者様は、検査中にモニタを見ながら医師に質問などできるので、安心して検査ができます。
当院で、すでにこの経鼻内視鏡を使用してみた患者様によると、『口よりずっと楽なので、次回もぜひ経鼻内視鏡で!!』という声が多く聞かれました。
これまで、『いやだいやだ』と検査を先延ばしにしていた方、『胃カメラはしたいけれど、苦しくて二度とやりたくない。』 とお考えの方は、ぜひ、病気の早期発見のためにも一度体験してみてはいかがでしょうか。
従来の経口胃カメラも行なっています。  鼻的内視鏡検査 詳しくはこちら・・・

胃透視(UGI)
バリウムと発泡剤(胃を膨らませる薬)を服用していただく検査です。
バリウムはX線を透過させない為に、写真上は白く写ります。胃の粘膜にバリウムを付着させて写真を撮ると、胃の形や大きさ病変などが映し出されます。 食道、十二指腸なども撮影します。
バリウムを胃の壁にきれいに付着させる為と、いろいろな角度でくまなく胃を撮影するために、患者さんに体位変換をして頂きます。検査時間は約10分程度です。
検査前に胃の動きや胃液分泌を抑制し、ブレのない写真を撮影する為に注射をします。
注意点は、検査当日は絶飲食(ガムや飴、タバコもダメ!!)で、検査中はゲップを出来るだけ我慢して頂きます。 ガムや飴、タバコは胃液を分泌しますので、胃の粘膜にバリウムが付着しにくくなってしまう為、やめてください。
検査後は、下剤を服用していただきます。普段よりも多めに水分を摂取してください。強い便秘症の方は先生に相談してください。

注腸検査
肛門からバリウムを注入して病変を見つけようとする検査です。 この検査では便が残っているとバリウムが奥まで入らなかったり、便と病変との区別が出来なくなったりします。 そこで、大腸の中に便を残さないようにする為に、検査の前日から簡単な食事制限をしたり、下剤を飲んでいただきます。
実際の検査は、X線テレビ台の上に横になり、肛門に細いゴムのチューブを3cm程度挿入します。 そのチューブから、バリウムを約350ml注入し、次に空気を注入して腸管を膨らませます。 そして、バリウムを腸管の隅々まできれいに付着させてからX線写真を撮影します。
腸管は長く複雑な走行をしているので、バリウムを腸管の奥まで移動させる為と、いろいろな角度で腸管を撮影する為に、患者さんに体位変換をして頂きます。
検査の所要時間は15〜20分程度です。
検査前に、大腸の動きを抑え、ブレのない写真を撮影するために、注射をします。
検査終了後、トイレに行ってバリウムと空気を排泄して頂きます。 もしその時に排泄されなくても数時間後には排泄されます。(個人差があります)
お腹が張って苦しい方は、うつぶせになって下腹部にまくらを置くと空気が出やすくなります。

腎盂造影検査(DIP)
造影剤を血管から点滴します。造影剤は時間の経過と伴に血管・腎臓・膀胱・尿道へと流れていきます。 時間をおって、X線写真を何枚か撮影する検査です。腫瘍や結石があると、造影剤は流れなかったり、尿管が細くなったり、太くなったり、変形したりします。 腎臓の形態や、機能的なものなどが分かる泌尿器系の代表的な検査の一つです。
とても稀ではありますが、造影剤の影響で副作用(気分不良・嘔吐・発疹・ときには呼吸困難など重篤な場合もある)が起きる場合があります。 検査中、少しでも気分が悪くなったらすぐに担当者にそのことを伝え、医師に診てもらってください。また、検査終了後、気分が悪くなっても、すぐに病院に連絡してください。

胆嚢造影検査(DIC)
造影剤を血管から点滴します。造影剤は、胆嚢や胆管、まれに肝管を造影します。 腫瘍や結石があると造影剤は流れなかったり、総胆管や胆嚢管が細くなったり、太くなったりまた変形したりします。 DICの検査後に、胆嚢付近のCT検査をすることによって、よりよく分かるので、一度に検査をする場合もあります。
造影剤の影響で副作用(気分不良・嘔吐・発疹・ときには呼吸困難など重篤な場合もある)が起きる場合があります。 検査中、少しでも気分が悪くなったらすぐに担当者にそのことを伝え、医師に診てもらってください。 また、検査終了後、気分が悪くなっても、すぐに病院に連絡してください。