最新の内視鏡システムを導入しました 
NBI:(狭帯域光観察)技術により、がんの早期発見に!!

笠松病院は、最新式のオリンパス社製内視鏡システム【EVIS LUCERA ELITE】を導入しました。ハイビジョンの胃カメラ・大腸カメラで、微少な病変も良くみえるようになりました。さらにがんの早期発見のための新技術であるNBI(narrow band imaging)もいち早く導入しました。
それにより、大腸がん、胃がん、食道がんの信頼性の高い診断が可能になりました。


熟練の技術と最新の機器を使用し、患者様への十分な心配りにより
 苦痛の少ない内視鏡検査を実現しています。



ご予約・お問い合わせは、お気軽にお電話、または病院スタッフまでお申し付けください。

住所 〒500-8288  岐阜県岐阜市中鶉3丁目11番地
TEL 058-276-2881
FAX 058-276-3566


オリンパス内視鏡システム【EVIS LUCERA ELITE】の特徴

《より細く・より高画質に》
これまでの経鼻内視鏡は、太い経口内視鏡に比べて画質の面で劣るとされてきました。しかし、今回の新機種はより細く・より高画質という技術の進歩により、太い経口内視鏡と同等の画質を実現しました。

《より明るいNBI》
オリンパス社独自の技術である[狭域帯光観察(NBI)]を技術改良によって、観察部位の奥までより明るく映し出すことで観察性能がアップしました。

《より苦痛を少なく》
大腸内視鏡は、カメラ先端部を挿入し手元で操作しながら腸内を進めていきます。大腸は曲がりくねった臓器なので、腸壁を押すと鈍い痛みを感じることがあります。それを和らげるために、湾曲部が腸壁に当たって力がかかると、自動的にしなり、これによって腸壁を押す力が内視鏡先端部を先へと進む力に変換されるようになっています。

NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)とは

病気の中でも、最も早く見つけて、対処したいのが、『がん』
がん細胞は、血管から栄養を補給して増殖するため、早期のがんの周辺には小さな血管が集まりやすくなります。
 NBIは、こうした初期のがんの特徴的な変化(血管新生)に効果的に反応する特殊な青い光を照らして観察をしやすくする技術です。


早期がんの発見に期待されるNBI
通常光による大腸腺腫の撮影像例     NBIによる大腸腺腫の撮影像例 

デュアルフォーカスとは

からだの中(臓器)は常に動いており、胃や腸の粘膜や毛細血管などの細かい部分に近づけて拡大観察するのは、ピントが定まらず非常に困難なことでした。最新の内視鏡に装備されているデュアルフォーカスは、広い範囲を観察しながらも、疑わしい部分に近づけて、瞬時拡大観察することが可能になりました。これにより、病気の疑いのある粘膜や毛細血管の状態を、NBI観察とデュアルファーカスを用いた拡大観察を併用することで、病変の早期発見、検査時間の短縮が可能になりました。

 食道病変の拡大していないNBI観察像   

  食道病変の拡大したNBI観察像 
提供:国立がんセンター東病院 内視鏡部消化器内科 (医療法人薫風会 佐野病院) 佐野 寧 先生


熟練の技術と最新の機器を使用し、患者様への十分な心配りにより
 苦痛の少ない内視鏡検査を実現しています。


ご予約・お問い合わせは、お気軽にお電話、または病院スタッフまでお申し付けください。

住所 〒500-8288  岐阜県岐阜市中鶉3丁目11番地
TEL 058-276-2881
FAX 058-276-3566



食道がん・胃がんの早期発見に!!

経鼻内視鏡検査をご希望の方は、1週間以内に検査いたします。


お気軽にご連絡ください。


笠松病院では、平成17年3月より経鼻的内視鏡検査『鼻からの内視鏡検査』を行なっています。

経鼻内視鏡は、従来のおよそ半分の細さの「極細経スコープ」で、鼻から内視鏡を入れて検査をします。鼻に適したしなやかさで無理なく、スムーズに挿入でき、のどの奥の反射が強いところ(舌根:舌の根元)を圧迫しないため、咽頭反射が起こりません。このため、今までの内視鏡検査と比べて苦痛が非常に少ないことが特徴です。患者さんは、検査中にモニターを見ながら医師に質問などできるので、安心して検査ができます。
当院で、すでにこの経鼻内視鏡を使用してみた患者さん達によると、『口よりずっと楽なので、次回もぜひ経鼻内視鏡で!!』という声が多く聞かれました。
これまで、『いやだいやだ』と検査を先延ばしにしていた方、『胃カメラはしたいけれど、苦しくて二度とやりたくない。』とお考えの方は、ぜひ、病気の早期発見のためにも一度体験してみてはいかがでしょうか。
口からの
内視鏡検査の場合
口からの内視鏡検査
鼻からの
内視鏡検査の場合
鼻からの内視鏡検査
従来の経口用スコープと
最新極細タイプスコープ経口内視鏡と経鼻的内視鏡の比較
舌の付け根の舌根という部分に内視鏡が触れることで反射的に異物を吐き出そうとする『咽頭反射』という防御反応が起こるためです。 経鼻内視鏡は直径5.9oという極細径の内視鏡を用いて鼻から挿入する内視鏡です。
鼻腔を通ることで舌根部に触れずに食道に入っていきますので咽頭反射はほとんど起こらず、検査中の患者さまの苦痛を大きく軽減することが可能になりました。
直径わずか5.9mm、従来のおよそ半分の細さの「極細径スコープ」です。
※鼻腔が狭いため挿入ができないことがまれにあります。 
※非常にまれですが、検査後に鼻血がでることがあります。

検査希望・ご質問など、お気軽にスタッフにお伝え下さい。